■規模→社員数10名、パソコン10台
■インターネット環境→プロバイダー契約でルーターで社内LANで共有
■業種→建設業
■所在地→東京都千代田区
■業務アプリ→JW_CAD, PCA建設業会計
■データ保有量 300GB程度
現在は主要社員のPCにUSBの外付けHDDを接続して、そこに保存してあるデータに各社員がアクセスしている状況。
■希望1→データが飛ぶのが怖いので対策したい
■希望2→外出先の持ち出したノートパソコンから社内データにアクセスしたい
こういう相談を受けたので、様々な選択肢とその費用の概算を書いてみる。
【方法1】サーバーを立てる
一番本格的な方法だけど、費用がかかる。DELLのサイトなどでチェックするとサーバーそのもののハードウェア単体は20万円程度だけど、その他にもOS、ソフト、サーバー設定などの人件費のトータルで考えたら初期費用だけで軽く120万円程度はかかり、維持費も月額10万円近くは軽くかかるだろう。
※数十台のパソコンや複数の部門があるようなある程度の規模の事業所でないと現実的ではないだろう
【方法2】NASとクラウドの併用
A.ネットワークに直接接続できるRAID1構成で2つのHDDに同時記録するNAS(ネットワーク アタッチト ストレージ)にデータを保存(ハードウェアと設定で初期費用12万円程度)
B.外部からアクセスしたいデータはクラウドに保管してアクセス(月1000円程度)
C.万一に備えてAのデータを定期的に外付けHDDにコピーして終了後に取り外して保管
※上記3つの方法を併用する作戦で、費用は比較的安く安全性が一番高いが、データの同期と利便性が課題
【方法3】VPNの構成
上記のAの方法はそのまま。
NASに直接インターネットからアクセスできる設定もアリだけどセキュリティ的にリスクが高いので避けておいた方が無難だ。現実に外部からウィルスを送り込まれてHDDが暗号化されてしまって、解除するために5万円から100万円程度の金銭を要求される事件が起きているらしい。振り込んだところで解除キーを受け取れる保証もない。企業の重要なデータをこういう場所にさらすのは止めておいた方が良いだろう。
そこでプロバイダーから固定IPを取得してVPNで外部からNASにアクセスする。この方法だとIPアドレスが判って、なおかつIDとパスワードの組み合わせがバレない限りは安全なので、ダイレクトにNASを公開するより良いだろう。
(初期費用20万円程度、月額3万円程度)
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