HDDに致命的ダメージが |
症状は電源ボタンを押すと「前回正常に終了しなかった。どのモードで立ち上げる?」という選択の黒い背景に白い文字の画面になる。「これなら楽勝。とりあえず《前回正常に起動した構成》を選択すればいい」と思って操作するが、Windowsの起動ロゴが表示された後に、すぐに再起動がかかって元にも戻ってしまう。それならばセーフモードならと思っても、同様に起動しない。
かなり重症であることはこの時点で想像がついた。次にKNOPPIXでCDブートして、パソコンが動作するか、HDDの中身が読めるか確認してみた。問題なく起動してマイドキュメント内のデータは概ね読めるが、OEの保存データなど本来あるべきデータが読めなかったりしてちょっとHDDが怪しい感じ。
再びHDDから起動を試みると、ラッキーなことにWindowsが起動した。この段階で読み出しできるファイルをUSBメモリにがっつりコピーしてしまう。データがバックアップできたので、怖いものはないので、リカバリーすることにする。
リカバリーはHDD内のイメージからゴーストで展開するモデルだった。リカバリーをはじめると、何とこのエラーが・・・。

これはHDD交換しかないが、リカバリーCDがないモデルなので、メーカーから部品としてリカバリーディスクを取り寄せるか、メーカーでHDD交換するしかない。XPの古いバージョンでメモリも256Mしか積んでいないので、修理して使うよりも新品か、別の中古に買い換えた方が合理的だと思ったので、さまざまな選択肢をお客さんに伝える。
代替のパソコンが用意できたら、また呼んでもらうことにして、とりあえず退出。
