2006年 06月 24日
Windows Vista Beta2のアップグレードインストール |

仕事で使う車にレカロシート取り付けとショックアブソーバー交換作業のため整備工場に入庫させたのでパソコン訪問サポートの仕事はお休み。その間に普段できないことをすることにした。
ある方のご好意でWindwos Vista Beta2(評価版)をDVD-ROMに焼いて送ってもらうことができた。外出先から帰ったら郵便受けに丁寧な梱包で届いていた。ありがとうございます。
早速メインで使っているIBMのノートパソコンA31からHDDを取り出し、予備の別のHDDと入れ替える。この機種はドライバー一本でHDDを取り外すことができて作業時間は5分とかからないので楽勝だ。
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd03.nsf/jtechinfo/SYJ0-02F23CE
交換した予備のHDDの中には既にWindows XPがすぐに稼動できる状態でインストールされている。Vistaのインストールに先立ち、これをフォーマットしてから全く新規でDVD-ROMから起動してまっさらな状態でやる方法もあるが、せっかく既存のOSが入っているディスクだからその方法は面白くない。どうせ新品のHDDを買った時とか、通常の新規のインストールの時はクリーンインストールするわけだから今回はWindows XPを立ち上げた状態からsetupを走らせてみた。OS標準のドライバーでどこまでいけるかの検証はできないが、とりあえずデバイスドライバーのインストールの手間は省けることになる。
Windows XP上からVistaのインストールの窓が立ち上がり、そのままアップグレードインストールをはじめることができた。インストール前の自己診断で「Real PlayerはVisataと互換性がない」というメッセージが出たので、そのままOKを押して進める。写真の画面のインストール画面のまま1時間ちょっと経過後、自動で再起動がかかる。Windows XPの起動画面みたいなイメージで白黒の画面が出てきたのでその後すぐにVistaが立ち上がるのかと思ったが、さらにその状態からインストールの処理を継続している。再び自動で再起動されてまた最初のインストール画面が出てきて「アップグレードを完了しています」という状態になっている。インストールを開始してから2時間ほど経過した時点で進捗状況のバーは90%程度。何度も自動での再起動を繰り返し最終的にVisataのデスクトップ画面が出てきたのは作業開始してから2時間半後だ。パッと見た印象はマックOSみたいな感じ。
デスクトップが立ち上がると「ユーザーアカウント制御」という窓が表示されアプリケーションがネットワークへの接続要求を出したり何か設定を変えようとする度にユーザーに許可を確認している。その際その窓以外の部分は全て暗くなって嫌でも目につくようになっている。しかし判っていて意図的にやっている操作に対してだからかなりウザったい。
インストール前にサーバーにつないで更新をチェックして数百キロバイト程度のファイルをやりとりしていたが、Vista起動後にWindows Updateかけたらしっかり複数の更新があった。恐らくインストール前のはプロダクトキーやライセンスの確認とかだと思う。
アップグレードインストールだとお気に入りなどの前の環境を引き継いですぐ使えるが、新しいバージョンのメールソフトが立ち上がらない、コントロールパネルが落ちるなどイマイチ挙動が不安定。メモリも512Mでは明らかに足りない雰囲気で1GBは必要みたい。128MでXPを動かしているような感じで実用的とは言えない状況だった。
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by frankrin_2nd
| 2006-06-24 20:39
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